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危険な探偵の仕事

探偵の映画やドラマは危険でスリリングなシーンなどがあったりして見てて面白いですよね。

その影響を受けて「探偵の仕事ってよくわからないけど危険そう」と思っている方は、意外といるのではないでしょうか。

実際のところはどうなのでしょう?映画やドラマではストーリーやエンターテインメントの都合上そうなっているだけで、こう言っては元も子もありませんが、現実の探偵はもっと地味な仕事しかしていません。

例えば刑事事件の解決や悪の組織と戦ったりすることなどはなく、調査対象者の行動を調べるために、尾行・張り込み等を誰にも気づかれずやり遂げるのが基本の仕事となります。

但し、そういった対象者の調査、尾行・張り込みなどをする上では、映画のワンシーンなどと違った意味での危険が実はいろいろとあります。

最もありがちな危険は「住居侵入罪」「器物損壊罪」などの犯罪者になってしまうことです。

対象者が入った建物の敷地内や建造物内をうろうろし、怪しまれて通報されたりすると住居不法侵入になってしまいます。

田舎などで居場所がないからと勝手に田んぼや畑などに入ってしまった場合も不法侵入です。

また、調査にはビデオカメラやデジカメを用いた撮影が必要となりますが、特に対象者が女性の場合など盗撮犯に間違われてしまうリスクを常に考えて調査を遂行しなければなりません。

対象者本人はもちろん、明らかに周りの人にもわかってしまうような方法で撮影するのは御法度です。

もしくはカメラなどを勝手に他人の所有物に設置してしまったことで、器物損壊罪などの罪に問われることになります。

他のケースでは、尾行対象者が何らかの理由で危険な人物だった時です。

例えば、対象者が暴力的な人物であったり、その人物の所属している組織が暴力的であったりする場合が該当します。

そのような人物にもし尾行や張り込みなどが発覚してしまった場合、身体的な危険が迫ることになりかねません。

さらに、依頼者がどのような人物であるかが関係する場合もあります。

依頼を受けたはいいが、気付かないうちに犯罪に加担させられていたというケースも考えられるからです。

探偵の仕事について知らない方には想像の範囲外のことかもしれませんが、これらの危険を察知したり上手く回避して仕事を遂行する能力・経験が探偵をやる上では非常に重要になります。

その能力が及ばずにこういった危険に嫌気がさす、もしくは耐えられずに探偵を辞めることになる人も実際のところ少なくはありません。

探偵には警察のような特別な権限があるわけではないので、そもそも尾行・張り込み・聞き込み・撮影などの仕事をノーリスクで行うことができるわけではないのです。 探偵にはそういった意味でのリスクや危険は隣り合わせな職業である理解をした上で志す職業なのかもしれませんね。

こういったことに耐えられずに辞めてしまう人も少なからずいるのですが・・・。 そこを乗り越えられる人は何だかんだと様々な経験を積みつつ続けていけるのではないでしょうか。

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